第84回「ふるさとの山県民清掃ハイク」報告

春と秋の年に2回行っている清掃ハイク。今年春の83回目はコロナの影響で中止、10月18日に84回目を県内各山で実施しました。

◯福知山(北九州地区)

《田川かたつむり山の会》参加者は8名の会員と3名の子どもさんで総勢11名。天気は快晴、上野登山口は登山者の車で駐車場は満杯。アスファルトの白雲ライン林道を経由、上野越えで各コース合流し福智山頂に12時到着。山頂では北九州地区の小倉労山・あしび山の会のメンバーと出会いその他山頂は登山者で一杯。好天気の下、約1時間食事をとりながらゆっくり過ごす。午後1時頂上から福智町支給のボランテア袋に、可燃物・不燃物を拾いながらゆっくりと下る。今年はアケビが見つからない登山道にゴミが少なく、白雲ライン林道でゴミが多かった、子供達は元気よく競争でごみを見つけ清掃に貢献した。不燃物約1㎏、可燃物1㎏の収穫でした、天気もよくいろんな話をしながら楽しい山行でした。(A)

《あしび山の会》コロナ禍のなかで、実施日程がハッキリせず取組みが急となって、参加者が5名と少なくなりました。ザックの後ろに「清掃中・あしび山の会」のポスターをつけて登っていると「ご苦労様です」の声が多くあった。登山道にはほとんどゴミはなかった。マナーが良くなってきている。登山してきた人は若い人が多く、世代交代を感じた。以前は労山の清掃登山者で山頂を占めていたのに・・・。話しかけると、若い人たち家族連れは、どの会にも属していない。天気も良く、駐車場がいっぱいだった。こんなに登山者が多いとは・・。(O)

◯牛頸、黒金山(福岡地区)

《福岡アゼリア山の会(福岡勤労者山岳会)》早朝より天候に恵まれ幾分肌寒いかと思われたが歩き出すと心地良い天候でした。今回参加人数が15名、1時間もすると牛頸山到着。早い昼食を取り11:50分の出発で黒金山に向かいました。黒金山にて10分程休憩し最終地点の”いこいの森キャンプ場”へ14:00到着。ゴミの回収は現地処分ができ終了。ある会員の話で「清掃ハイク」は以前強制参加だった。参加人数も大勢で、強制が良いとは思わないが同じ行動をする事で早く会に馴染む事が出来る行事の一つと思う。山に対する考えはそれぞれ、「クライミング」「雪山」「健康山歩き」「写真」「植物」等々。1年に2回あるこの機会を利用し、垣根を超えた親睦を図り山岳技術を吸収し又、諸先輩方々の生き方も吸収する良い行事だと私は思います。(H)

◯高良山(久留米地区)

《みどる山の会》秋晴れの爽やかな一日、70名の会員の参加で5コースに分かれ、更にコロナ対策で各コース2班に分かれて間隔を取りながらも、久しぶりの再会で笑顔の交流を楽しみながらの清掃ハイクでした。集合地点で篠笛とオカリナ演奏に合わせて会の歌を歌い、支給されたお弁当を頂いて密にならないようにして食べました。例年は、一般市民の皆さんも多数ご参加されていますが今回は久留米市との交渉の中で、一般参加は中止となり、寂しさもありますが来年からはまた復活できると思います。県連盟から全員に軍手を頂き久留米市からゴミの回収袋とボランティアの帽子とベストを20組支給され各コースのリーダー、サブリーダーが着用、参加した会員の気持ちも明るく揃いました。これからも、ずっと続けていきたい行事です、お世話頂いた皆さん有難うございました!(N)

《みどる山の会》久留米市の「クリーンパートナー」に登録、活動用の帽子とベストを着用して行いました。高良大社参道駐車場から森林公園まで5コース、月見山にて会の結束を図り篠笛演奏で会の歌を唄いました。配布されたお茶とお弁当を密にならないよう分散していただき、食後は流れ解散でした。回収ごみは可燃物20Kg、不燃物30Kg。コロナ感染予防で会の活動は今まで中止でしたが、清掃ハイクをきっかけに会の活動が再開すると良いな~と思った次第です。(H)

福岡県勤労者山岳連盟

福岡県勤労者山岳連盟は1960年に結成された「日本勤労者山岳連盟」(通称、労山)の地方連盟として1966年に5団体、196人の会員で結成されました。

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