登山学校 第3回講習 脊梁・小川岳

 【緑チーム】受講生: TUNO/SASA/KAWA/TAN

      講 師: KINS/SAKA/TANAH

      6:50登山口-7:02標高790m

      -8:05標高1035m(鉄塔)-8:48標高1150m

      -8:56標高1205m(縦走路)-9:56登山道分岐

      -10:20登山道分岐-11:57小川岳山頂標高1542m  

      -12:10小川岳下山開始-12:23尾根入口

      -12:43標高1346m-13:30標高1062m-15:02林道



【赤チーム】受講生: 中村、徳重、毛利

      講 師: 中里、田中淳、山崎

      6:55駐車場(665m) →850m付近から一般登山道を離れて尾根道へ

      →8:10~8:15 ピーク(1130m) → 8:25 縦走路(西郷どん休憩の碑)

      →8:50 トンギリ山(1250m)→9:20~9:25休憩→10:20~10:25休憩 

      → 10:50 ピーク(1372m) → 11:45~12:00 小川岳(1542m)

      → 12:08 尾根取り付き → 14:40林道 → 15:00駐車場



【青チーム】受講生:YOKO/MASU/TAKA/NISHI

                     講 師:KINI/ARI/ARI

                   07:37 登山口(778m)⇒ 08:27 ピーク990m 

      ⇒ 10:55 小川岳(1542m) ⇒ 13:22 ピーク1188m ⇒ 

      14:01ピーク1211m ⇒ 16:26尾ケ分登山口



【黒チーム】受講生: NAKAT/HOSI/UME/MORIS

      講 師: MATUYA/TOKUYA/ITO

      7時40分 登山開始

      11時30分 小川岳

      16時 下山完了

◼青チーム◼

<チームアース TAKA>

【机上講習】地図の加工方法、地図の読み方、コンパスの使い方等は詳細な資料の配布あり。

【班編成】2年生Aがリーダー、1年生Aがサブリーダーでその補助を2年生B、SAで1年生B、講師は後ろから必要時に指導、上りと下りで役割交代。終盤は1年生2人だけで地図読み、その間2年生と講師は口出し禁止で下山を試みた。リーダーは体力があり、全体をまとめる役割。ペース配分や体調に気を配り、特に登り始め30分はきつくないか、汗を多量にかいていないかこまめに声をかける。休憩のタイミング、ポイント、時間などを考慮する。サブリーダーは先頭でルートを見極めたり技術的な作業が仕事なので地図読みに専念する。よって二番手は視野の狭くなっているサブリーダーが歩きやすいよう、先々の地形をみて、通り道を後ろからアドバイスを入れる。枝の跳ね返りに注意が必要な箇所では一番手と二番手で枝払いを行うとよい。休憩時、最後尾までが足場のよいところに上がりきれるよう先頭のサブリーダーは後方を考え、前方に詰める。登り下りは負担がない程度のペースで歩き、平地では時間を巻ぎみで歩く。

【読図】こまめに現在地を確認しながら、コンパスを合わせ目標物を設定し、地図から距離と時間の目安を算出、目標物を目指して歩く。ピンクテープは林業関係の目印の可能性があるので頼らない。コンパスで計測しても尾根と枝尾根で迷ったら、どちらの尾根にもコンパス計測をしてみると答えが明らかに。気圧の変化で高度計に誤差が生じることを実体験した。高気圧が発達してきていたことが理由。このような場合は地図上に標高が記載されているピークではこまめに高度計を合わせる。

【急傾斜での実践練習(2種)】[A]立ち木を使ったロープを残置しない支点の作り方から、ムンターヒッチ(半マスト)による懸垂下降までを実践。1)チェストハーネスのセット:受講生が自身にセットした後、復習も兼ねて講師にセットする。対面で向きが逆になると若干混乱気味になった。2)支点のための立ち木のチョイス:傾斜手前の広めのテラスだとロープ地面を這って擦れるので、できるだけ傾斜がはじまるあたりの足場が確保できそうな立ち木を選ぶ。ロープを廻すためにまずはロープを捌く。3)ロープのセット:ロープの末端をエイトで結び、最初に下降するトップの、チェストハーネスのカラビナにセット。ビレイヤーは立ち木を中心にトップと反対方向に折り返したら肩がらみ、サードはロープをハンドでバックアップ。4)下降開始、到着したら解除コール。ロープのバックアップ。5)半マストでの懸垂下降(セカンド以降):足場が悪いのでまずはロープをしっかり手に持ち、足場を安定させ、チェストハーネスのカラビナにロープ2本をかけ、捻って半マストを作る。コールして懸垂下降開始。6)ロープの回収:立ち木に回したロープを1本引きながら同時に振り分けて束ねる。ロワーダウン後、逆側からもう1人が振り分けて束ねれば時短できる。半マストによる懸垂下降を行うとキンクがひどいため、両端から行うザイル収納がスムーズにいかなかった。※折り返したロープ2本を1本づつ使用した、2人同時の懸垂下降も可能とのことで、私と有永好講師で実践。ロープを半マストでセットし、同時に荷重をかける。1人目が先に下降し、2mほど離れたあたりで2人目も下降開始。下に着いたら同時にロープから荷重を抜く。同時でないと危険なので、お互いコールをしっかりと行うこと。引き続き傾斜の下降実践[B]立ち木によるロープ回収が発生する下降(からがらみ、ハンドのみ、半マスト等いづれも可。これは回収が必要になるので、初心者のための補助ロープとしての使い方での利用(1−2はA同様)3)ロープのセット:ロープの末端をエイトで結びカラビナをかけ、立ち木を2回巻いてから(下から巻くこと)ロープにかけて固定。ビレイヤーは肩がらみ、サードはロープをハンドでバックアップ。4)下降開始。到着したら、ロープのバックアップ、コールしてセカンド以降の下降開始。ラストは解除して自力で下降。5)ロープ回収:袋に詰めるロープ収納法、通称「シャー」は、収納し終わったロープ先端を袋の持ち手にロープをくぐらせないこと。次回ロープを使い出すときに、袋の持ち手がロープに通ってぶら下がり面倒くさいことになる。

【その他】・スタート前のトイレには注意。気づいたら1人いない、なんてことも。すべては人に任せず自分のものとして、班での掛け声はしっかりと。・ザックのデポは基本しない。身から離さないこと。理由1:目指すルートがデポ地より反対側だった場合、取りに戻るロスが発生する可能性がある。理由その2:置いてきたザックの中に入っている××が今ここにあればいいのに....と、デポしている間に、もしものシチュエーションに遭遇する可能性がある。・小川岳頂上で休憩中、額をブヨに噛まれた。自身極度のアレルギー体質なので、翌日は顔の1/4が腫れあがり病院で抗生物質処方だが、有永両講師のアドバイスどおりポイズンリムーバーで毒素を吸い出してみることに。額にリムーバーが刺さっている絵面は何とも言い難く。結果、吸い出された毒素(体液)は目視できなかったものの、翌日はたんこぶ程度の腫れと痒みで済んだ。・交差縦走による鍵の交換方法で、スタート地点までの車移動中に有永好講師がスペアキーと車種、ナンバーを書いたメモをジップロックに入れて準備していた。次回から見習うべき。・行動食は人にあげない。(人にあげる食料=余分なもの)、欲しがらない。

【所感】あだると山の会の1年生は日頃から中里講師からしっかり指導を受けているとのことで、地図読みはもとよりすべての装具のセットに淀みなく(半マストなど流れる動作で!)作業ができていた。会でもしっかりそういった指導がされていることはとても素晴らしいこと。傾斜でのロープ出しの基準は「1人でも怖いという人がいたら」と去年教わったが、タイミングの判断が未だつかず。これからも様々なケースを経験し、自分のものにしていきたい。今回も講師、受講生に恵まれたチームの元、膨大な知識を学ぶことができた。青チームのみなさま、大変お世話になりました。 


福岡県勤労者山岳連盟

福岡県勤労者山岳連盟は1960年に結成された「日本勤労者山岳連盟」(通称、労山)の福岡県連盟として1966年に5団体、196人の会員で結成されました。 (現在は2018年4月時点で、32団体、約1000名の会員)

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